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モロッコ庶民のおいしい味 〜OLIVE <- front / next -> モロッコの箸休め。サラダ・モロッカン


          
モロッコの手作りお菓子 〜シュバキア & ブリワット 2004. FEB -----------------------------

           
--モロッコ風カリントウ ?

           モロッコのお菓子屋さんは、計り売りです。

           マラケシュのメディナで「高く無いし、なんとなく一番おいしいかも・・?」と思って一番よく買わせていただく店も
           やっぱり計り売り。買う時は「50 ディルハム分」とか「30 ディルハム」と言って、箱にどんどん詰めてもらいます。

           お店の女の子にいつもなぜか最後にギョウザ型のお菓子を「これはいらないかしら?」と聞かれます。
           マクドナルドの「フライドポテトは?」と同じような感じで。
           そのお菓子は中身にぎっしりナッツの粉末ペーストが詰まっているのでちょっと重いのです、
           計り売りなので、グラムがどっと増えると金額もグンと上がってしまいます。それなので断るのですが、
           もしかしたら金額がグーンと上がるのを見込んで "おきまり" のように言う事になっているのかもしれないです。
           しかもそのお菓子、すごい香料の匂いがして、どう見ても特別 ! というお菓子に見えるのでした。




           写真のお菓子は、ほぼ実物大。
           パイは、日本の○○氏パイとそっくり。味もそっくり。
           右のクリクリ目が廻りそうなのは「シュバキア」。
           三角に包んであるのは「ブリワット」といいます。


           シュバキアは、カリントウのような味の生地を薄くして巻いてあり、噛むと生地が重なっているのがわかります。
           中心まで油っこく、ぐしゃ、パリパリ、とした触感で、軽く蜂蜜がかかっているような味です。
           私は油好きなので、時々この、油のぐしゃぐしゃ感を食べたくなる事があるのですが
           油の苦手な人は、胃がおかしくなるかもしれません。
           ラマダン(断食)の時季によく出回るお菓子ですが、普段でも売っています。
           モロッコの人はラマダンの断食の空腹後、スープ(ハリラ)やデイツ(ナツメヤシ)の乾燥したものを
           食べて、そしてシュバキアも食べるのですが、断食日程中の油・・。大丈夫なのか? と、よく思います。

           ブリワットは、サモサのような形で、サモサのような食感なのですが、中味はナッツを粉末にして
           ペーストの手前まで練ったものなどが入っています。中国のこってりしたお菓子とも似ています。
           これもやはり、外側は油でパリパリ。そして中はずっしり、という感じ。ものすごく甘い、! です。

                


           その他には普通のクッキーや、少し固めのビスコッティなど、甘さを控えた焼き菓子も売っています。
           モロッコのクッキー類は、安くておいしい! と思います。手作りという事と、パン焼き窯まで持って行って
           大きな焼き釜で焼いてもらったりしているからなのでしょうか。
           お店で売っているこういったお菓子は、私のよく行くこの店(一般的な店です)では30種類くらい。
           ほんのちょっとだけ郊外の住宅地に行くと、おばさん独りで5種類くらい作って売っている店もあります。
           もちろんどこでも計り売り。


           箱に詰めて持っていると、いつの間にか箱に油が染み出ています。
           そして箱の中は、ジャスミンのような香りでいっぱいになっています。
           空港では、「モロッコに里帰りして、またフランスに戻るの」というような女の人が、よくお菓子を
           抱えているのですが、ちゃんとプラスチックのケースに入れているので、
           油が染みて来るのを分かっているからなのでしょう。さすがです。
           そしてそれらはきっと家族の手作り。どこの家でもみなお菓子を作るのがあたりまえなのです。

            --中にぎっしり粉状のナッツ、その他

           写真上はゲンコツよりも少し大きめのお菓子。

           これはチープなスタンド・カフェには必ずあって、永久に日持ちしそうなスポンジケーキなどと並べてあります。
           2 ディルハム (30円)くらいです。私はあまり好きじゃないのですが、地元民は良く食べています。
           上にパイ生地がかかってポロポロしていて、写真にちらりと見えますが底はマカロンみたいな固さ。
           これにもナッツの粉末(やや重いかたまり)が真ん中に入っています。


           スークの奥の、あまりきれいではない場所にぽつぽつとある安いスタンド・カフェには、これらと
           生アボカドジュース、生バナナジュース、コカ・コーラなどがあるだけなのです。
           キレイな飲み物屋さん、もちろん座って飲めるカフェなども見当たらないので、その辺りで小腹が空いた時は
           私はコレを立ち食いするしかありません。地元民も案外そういう感じなのかもしれないですね。




           モロッコの人達は甘〜いお菓子と一緒に、甘すぎるミントティーを飲むので、私がモロッコから日本に戻った時は
           甘いもの好きの私でもしばらく甘いお菓子は食べる事ができません。
せんべいが無性に食べたくなります。
           モロッコのお菓子はなんとなく、苦いコーヒーよりも、渋い紅茶よりも、ジャスミンティーと一緒に食べると
           おいしい気がします。しかも、モロッコ風味を増すような。
           お土産で日本にシュバキアなどを持ち帰った時、「うーん、異国情緒の味がする・・」と皆に言われたので
           それだから異国情緒の香りのジャスミンティーと合う気がするのかもしれないですね。


              
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